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Channel: スポーツナビ+ タグ:韓国人
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世界で勝つための《勤勉》。

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ベンジャミン・フランクリンをご存知ですか?そうアメリカの100ドル紙幣の肖像画の人。18世紀の政治家であり科学者でもあった人。凧を揚げて雷をを観測した、あのおじさん。そのフランクリンには【フランクリンの十三徳】という人生訓みたいなやつがあるんだけれど。(※資料参照)最近それを読んでみたら、これがなかなか面白い。大抵の社訓もここから引用してるのではないかな、たぶん。何が面白いっていうと例えば、激怒は慎むべし、、の中庸とかきちんと片付けろ、、の規律とか純潔の説明なんか、いきなり性交は云々〜て感じで100年前はって思うと傑作なんだけれど(笑)。一番面白いなと思ったのが《勤勉》の項目。日本なら『コツコツ真面目にやりなさい』って教わるのが勤勉の定番だ。辞書を見てもきん‐べん【勤勉】:[名・形動]仕事や勉強などに、一生懸命に励むこと。また、そのさま。と説明されているんだけど欧米は違うのね。『時間を空費するな』『つねに何か益あることに従え』『無用の行いはするな』とか。物事を合理的に考えることこそが《勤勉》の意味らしいんだよね。どうも日本人は歴史的にも宗教的にも教育としても、ここの概念を取り違えてる人もしくは気付いていない人が多いみたいで、そこがグローバルな世界の中で戦う人たち。特にスポーツ選手らの海外移籍の成功不成功に、かなり影響してるんじゃないかって気がするんだ。別に調べた訳じゃないけど、海外移籍に成功した中田英だったり本田圭なんかこの十三徳の《勤勉》をちゃんと理解してるぽい気がするし、逆に失敗した柳沢や小笠原なんかはどうもコツコツ真面目な方の日本型《勤勉》をそのまんま実践して弾き返されたような気がするんだ。韓国人にしてもそう。韓国人の欧州移籍がなぜ日本人より多いか、人種的に肉体的には日本人とそう変わらないのに、何故評価が高いか不思議なんだけどその違いを考えると、やっぱりメンタリティーの違いに行き着く。確かに歴史的な背景も経済的な面も違うしそれも重要なファクターなのだけれど、付け加えていうなら韓国は日本に比べキリスト教の考えがより浸透してるからではないだろうか。この十三徳的《勤勉》の合理性の考え方ってキリスト教から派生してきた倫理観だからね。その分だけ欧米的なメンタリティーを理解できてるのではないかって気がする。日本の教育が悪い。仏教が悪い。とか言うつもりはないけど、そもそも今のグローバル社会で勝ち抜くにはどういうメンタリティーが必要か、海外移籍を夢見てる選手や子供達はとくにそこのところを考えてみてもいいのではないかな。敵を知り己を知れば百戦危うからず。メンタリティーも含めてね。でないとやっぱり世界に勝てないと思うよ。もちろんそれはサッカー選手に限らず、日本人および日本社会全体にいえる欠点なのだけどね(苦笑)。関連記事:ベンジャミン・フランクリン(wikipedia) ※資料■フランクリンの十三徳節制:飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。沈黙:自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。規律:物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。決断:なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。節約:自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。勤勉:時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。誠実:詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出ですこともまた然るべし。正義:他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。中庸:極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。清潔:身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。平静:小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。純潔:性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これに耽(ふけ)りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。謙譲:イエスおよびソクラテスに見習うべし。  ★★ランキング参加中★★↓どれか1つクリックお願いします↓励みになりますにほんブログ村

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